最近読んで衝撃を受けた小説をご紹介します
今日ご紹介するのは葉真中 顕さんの小説「ロスト・ケア」です
日本ミステリー文学大賞新人賞受賞作です
物語は、裁判所で判決を下すシーン。主文を述べず、判決理由を先に述べ始めることから始まる。
それではお伝えします
ロスト・ケア
葉真中 顕さんの「ロスト・ケア」とはどのような小説なのでしょうか
小説のご紹介
戦後犯罪史に残る凶悪犯に降された死刑判決。
その報を知ったとき、正義を信じる検察官・大友の耳の奥に響く痛ましい叫び―悔い改めろ!
介護現場に溢れる悲鳴、社会システムがもたらす歪み、善悪の意味…。
現代を生きる誰しもが逃れられないテーマに、圧倒的リアリティと緻密な構成力で迫る!全選考委員絶賛のもと放たれた、日本ミステリー文学大賞新人賞受賞作。
出典 Amazon
被告人は戦後最悪の事件。四十数名の命を奪った殺人者。
でも被害者のある家族は、「救われた」と言う。
正解は無いストーリーなのかもしれませんが、私達社会に投げかけていることは、とんでもなく大きいことだと考えます。
私達が介護する立場になったとき、介護される立場になったとき、どうすればいいのかを考えさせられます
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葉真中 顕さんのプロフィール
葉真中 顕さんのプロフィールです
葉真中 顕(はまなか あき)
1976年東京生まれ。
2009年児童向け小説『ライバル』で角川学芸児童文学賞優秀賞受賞。
2011年より「週刊少年サンデー」連載漫画『犬部!ボクらのしっぽ戦記』にてシナリオ協力。他、ライターとして学習誌の記事、コミックのシナリオなどを手がける。2012年『ロスト・ケア』にて日本ミステリー文学大賞新人賞を受賞。
出典 アマゾン
映画になります
実は小説「ロスト・ケア」は映画になります
公式サイトはこちらです
特報もあります
映画のタイトルは、「ロストケア」です
出演 松山ケンイチさん
長澤まさみさん
監督 前田哲さん ー「陽気なギャングが地球を回す」「そして、バトンは渡された」の監督ですー
劇場公開予定日は2023年3月です
監督のコメント
映画は日々変化し一瞬にして天国と地獄をも生み出す「生き物」であることを思い知らされた撮影現場でした。
松山ケンイチさんと長澤まさみさんの「魂のバトル」に、ご期待ください。
二人の表情と言葉に、映画のテーマ全てが込められています。
出典 公式サイト
原作者のコメント
私自身、この作品の映画化は難しいのではないかと思っていましたが、原作に惚れ込んでくださった前田哲監督と松山ケンイチさんが努力に努力を重ね、実現の運びとなりました。
原作者冥利に尽きます。
高齢化が進みケアの問題がより切実になる今、映画『ロストケア』の公開が価値あるものになることを期待します。
出典 公式サイト
まとめ
最近読んだ衝撃の小説をご紹介しました
今日ご紹介したのは、葉真中 顕さんの小説「ロスト・ケア」です
映画も公開されます。未読の方は読まれてみてはいかがでしょうか
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