こんにちは
最近見つけたお気に入りを、まだご存じない方にご紹介するコーナーです
今日は井上荒野さんの小説「あちらにいる鬼」です
井上荒野さんのご両親がモデルのお話のようです
それではお伝えします
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小説「あちらにいる鬼」とは
井上荒野さんの「あちらにいる鬼」とはどのような小説なのでしょうか
小説のご紹介
人気作家の長内みはるは、講演旅行をきっかけに戦後派を代表する作家・白木篤郎と男女の関係になる。
一方、白木の妻である笙子は、夫の手あたり次第とも言える女性との淫行を黙認、夫婦として平穏な生活を保っていた。
だが、みはるにとって白木は肉体の関係だけに終わらず、〈書くこと〉による繋がりを深めることで、かけがえのない存在となっていく。
二人のあいだを行き来する白木だが、度を越した女性との交わりは止まることがない。
白木=鬼を通じて響き合う二人は、どこにたどりつくのか――。
父・井上光晴と母、そして瀬戸内寂聴の〈特別な関係〉に、はじめて光をあてた正真正銘の問題作にして、満を持して放つ著者の最高傑作!
出典 Amazon
モデルになっている瀬戸内寂聴さんも推薦
モデルに書かれた私が読み 傑作だと、感動した名作! !
作者の父井上光晴と、私の不倫が始まった時、作者は五歳だった。
五歳の娘が将来小説家になることを信じて疑わなかった亡き父の魂は、この小説の誕生を誰よりも深い喜びを持って迎えたことだろう。
作者の母も父に劣らない文学的才能の持主だった。
作者の未来は、いっそうの輝きにみちている。百も千もおめでとう。
――瀬戸内寂聴
出典 Amazon
井上荒野さんのお父様は作家の井上光晴さんです
そのお父様とお母様そして不倫相手がモデルとなる三角関係のお話です
不倫相手の女性は故人の瀬戸内寂聴さんです
瀬戸内寂聴さんにもそういう時期があったということが新鮮な驚きです
物語は淡々と進んでいきます
その淡々さが妙に怖いです
200万冊以上が読み放題。初めてご利用の方は30日間の無料体験
井上荒野さんのプロフィール
井上荒野さんのプロフィールです
井上荒野(いのうえ・あれの)
作家
出典 朝日新聞
1961年生まれ。89年、「わたしのヌレエフ」でフェミナ賞。2008年、『切羽へ』で直木賞、16年、『赤へ』で柴田錬三郎賞、18年、『その話は今日はやめておきましょう』で織田作之助賞。他に『夜をぶっとばせ』『キャベツ炒めに捧ぐ』など著書多数。
小説「あちらにいる鬼」は映画になります
実は小説「あちらにいる鬼」は映画になります
公式サイトはこちらです
特報映像も見ることが出来ます
映画の紹介
ストーリー
「髪を洗ってやるよ」。それは、男と女でいられる最後の夜のことだった。
1966年、講演旅行をきっかけに出会った長内みはると白木篤郎は、それぞれに妻子やパートナーがありながら男女の仲となる。
もうすぐ第二子が誕生するという時にもみはるの元へ通う篤郎だが、自宅では幼い娘を可愛がり、妻・笙子の手料理を絶賛する。
奔放で嘘つきな篤郎にのめり込むみはる、全てを承知しながらも心乱すことのない笙子。
緊張をはらむ共犯とも連帯ともいうべき3人の関係性が生まれる中、みはるが突然、篤郎に告げた。
「わたし、出家しようと思うの」。
出典 公式サイト
主演 寺島しのぶさん
豊川悦司さん
広末涼子さん
監督 廣木隆一さん ー「余命1ヶ月の花嫁」の監督ですー
劇場公開予定日は2022年11月11日です
映画「あちらにいる鬼」は、U-NEXTで見ることができます
もちろんDVDでも見ることができます
まとめ
最近見つけたお気に入りのご紹介コーナー。
今日は井上荒野さんの小説「あちらにいる鬼」をご紹介しました
映画も公開されます。未読の方は読まれてみてはいかがでしょうか
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