こんにちは
最近見つけたお気に入りを、まだご存じない方にご紹介するコーナーです
今日は凪良ゆうさんの小説「流浪の月」です
2020年本屋大賞受賞作です
タイトルが意味するものはなんなのでしょうか
それではお伝えします
小説「流浪の月」とは
凪良ゆうさんの「流浪の月」とはどのような小説なのでしょうか
小説のご紹介
2020年本屋大賞受賞
第41回(2020年)吉川英治文学新人賞候補作
せっかくの善意をわたしは捨てていく。そんなものでは、わたしはかけらも救われない。愛ではない。けれどそばにいたい。最初にお父さんがいなくなって、次にお母さんもいなくなって、わたしの幸福な日々は終わりを告げた。
すこしずつ心が死んでいくわたしに居場所をくれたのが文だった。それがどのような結末を迎えるかも知らないままに――。
だから十五年の時を経て彼と再会を果たし、わたしは再び願った。この願いを、きっと誰もが認めないだろう。
周囲のひとびとの善意を打ち捨て、あるいは大切なひとさえも傷付けることになるかもしれない。それでも文、わたしはあなたのそばにいたい――。
新しい人間関係への旅立ちを描き、実力派作家が遺憾なく本領を発揮した、息をのむ傑作小説。
出典 Amazon 東京創元社
短いタイトルですが、いいタイトルだと思います
作者が考えに考えたタイトルなのでしょう
単行本の表紙のアイスクリームもイイです
こちらも考えて考えた構図なのでしょう
中身にそれらも重なって本屋大賞受賞に繋がっていくのでしょう
イイ小説です
何をお伝えしてもネタバレになってしまいそうなのでこの辺で。
内容は辛いです
200万冊以上が読み放題。初めてご利用の方は30日間の無料体験
凪良ゆうさんのプロフィール
凪良ゆうさんのプロフィールです
凪良ゆう(ナギラユウ)
滋賀県生まれ。2007年、『花嫁はマリッジブルー』で本格的にデビュー。
以降、各社でBL作品を精力的に刊行し、デビュー10周年を迎えた17年には非BL作品『神様のビオトープ』を発表、作風を広げた。
巧みな人物造形や展開の妙、そして心の動きを描く丁寧な筆致が印象的な実力派である。
19年に刊行した『流浪の月』が、多くの書店員の支持を集め、2020年本屋大賞を受賞。
おもな著作に『未完成』『真夜中クロニクル』『365+1』『美しい彼』『ここで待ってる』『愛しのニコール』『薔薇色じゃない』『わたしの美しい庭』『滅びの前のシャングリラ』『すみれ荘ファミリア』がある。
出典 東京創元社
小説「流浪の月」は映画になりました
実は小説「流浪の月」は映画になりました
公式サイトはこちらです
映画の紹介
映画化
2020年本屋大賞を受賞した凪良ゆうのベストセラー小説を、「怒り」の李相日監督が広瀬すずと松坂桃李の主演で映画化。
ある日の夕方、雨の公園でびしょ濡れになっていた10歳の少女・家内更紗に、19歳の大学生・佐伯文が傘をさしかける。
伯母に引き取られて暮らす更紗は家に帰りたがらず、文は彼女を自宅に連れて帰る。更紗はそのまま2カ月を文の部屋で過ごし、やがて文は更紗を誘拐した罪で逮捕される。
“被害女児”とその“加害者”という烙印を背負って生きることとなった更紗と文は、事件から15年後に再会するが……。
更紗の現在の恋人・中瀬亮を横浜流星、心の傷を抱える文に寄り添う看護師・谷あゆみを多部未華子が演じる。
「パラサイト 半地下の家族」のホン・ギョンピョが撮影監督を担当。
出典 映画.com
出演 広瀬すずさん
松坂桃李さん
横浜流星さん
監督 李相日さん ー「フラガール」の監督ですー
劇場公開されたのは2022年5月13日です
原作者のコメント
夢みたいでした。
初めての映画化、さらに以前から作品のファンだった李監督に撮っていただけると聞いて、人生ってこんなことがあるんだなあと呆然としたほどです。小説からさらに広がっていく映画『流浪の月』が今から楽しみでなりません。
李監督から脚本をいただいたとき、人物への理解の深さに鳥肌が立ちました。
原作にはないエピソードを追加しながらも、どこまでも更紗らしく文らしい。どれだけ原作を読み込んでくださったのだろうと、李監督にお任せして本当によかったと改めて確信しています。
広瀬さんも松坂さんも際だった存在感と透明感のあるおふたり。一見静かながら内に渇望を秘めた文と更紗に、どこか通じるものを感じています。
おふたりに演じていただくことで、物語に込めた思いがより多くの方に伝わるよう願っています。
出典 公式サイト
映画も公開を終えたばかりですが、動画配信サービスのU-NEXTならもう見ることができます
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見どころ
「誘拐犯」と「被害女児」が15年後に再会。“許されないふたりの”の切な過ぎる宿命に心奪われる。横浜流星、多部未華子ら豪華キャストが共演。限定未公開映像も収録。
出典 U-NEXT
まとめ
最近見つけたお気に入りのご紹介コーナー。
今日は凪良ゆうさんの小説「流浪の月」をご紹介しました
映画も公開されました。未読の方は読まれてみてはいかがでしょうか
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