倒叙ミステリーの傑作小説シリーズをご紹介します
その小説のタイトルには必ず『福家警部補』が付いています
映画やドラマ化された原作小説を紹介するこのコーナー
今日は女性警部補『福家警部補』シリーズをご紹介です。
著者は大倉崇裕さん
既に5冊も出版されている大人気シリーズです
それではお伝えします
大倉崇裕さんについてご紹介
大倉崇裕さんは、どのような作家なのでしょうか
大倉 崇裕(おおくら たかひろ)さん
1968年生まれ。京都府出身。学習院大学法学部卒業。
1997年「三人目の幽霊」で第4回創元推理短編賞佳作を受賞。
1998年「ツール&ストール」で第20回小説推理新人賞を受賞。
落語を愛好し、登山を趣味とし、特撮や怪獣、海外ドラマに造詣が深い。
精力的な執筆を続け、『福家警部補の挨拶』は2009年、2014年にテレビドラマ化されるなど人気を博す。
また2017年4月公開の映画『名探偵コナン から紅の恋歌』の脚本を担当し、大ヒットとなる。
出典 アマゾン
落語に関する小説は「三人目の幽霊」、怪獣ではゴジラに関する小説があります
名探偵コナンの映画では、『紺青の拳』も大ヒットしました。
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福家警部補シリーズをご紹介
福家警部補シリーズは今現在全部で5冊出版されています
大倉崇裕さんは、大の刑事コロンボファンだそうです
刑事コロンボの翻訳本も出版されています
刑事コロンボは倒叙ミステリーのドラマでした
倒叙ミステリーとは、先に犯人がわかっているミステリーですね
福家警部補が、ジリジリと犯人を追い詰めていきます
古畑任三郎と同様ですね
そういえば古畑任三郎のタイトルも警部補でしたね
福家警部補シリーズ
- 福家警部補の挨拶
- 福家警部補の再訪
- 福家警部補の報告
- 福家警部補の考察
- 福家警部補の追及
主人公の福家警部補は女性です
年齢不詳、どうやら下の名前も不詳の様です
背も低めでメガネをかけていて、幼く見えるようで、かつ警察手帳をよく忘れます
ですので、現場に着いても、所轄のおまわりさんに止められてばかりです
というのが、いつもの出だしです
で、それをいつも鑑識の二岡がフォローしてくれるという展開で物語は始まります
刑事コロンボや古畑任三郎が好きな人には、たまらない設定だと思いますよ
福家警部補シリーズはドラマ化されています
福家警部補シリーズは2度ドラマ化されています
1回目のドラマ化
1回目のドラマ化は、2008年にNHKで単発ドラマが放送されています
主な出演者
- 福家警部補 永作博美さん
- 二岡 小泉孝太郎さん
- タイトル オッカムの剃刀
小説は一作目の福家警部補の挨拶です
2回目のドラマ化
2回目のドラマ化は、2014年にフジテレビで連続ドラマが放送されています
主な出演者
- 福家警部補 壇れいさん
- 二岡 柄本時生さん
- 石松警部 稲垣吾郎さん
- 全11話
こちらも今は見ることが出来ません
DVDが買えれば見ることは出来ますが、在庫切れで売っていないようです
大倉崇裕さんもう一冊読むならこの小説
大倉崇裕さんの小説で、映画やドラマになっていない物をもう一冊読むとしたら、お薦めしたのは「死神刑事」です
あらすじ
一年前に起きた『星乃洋太郎殺害事件』で、逮捕された容疑者に無罪判決が下された。
時を同じくして、当事捜査に加わっていた大塚東警察署刑事課・大邊誠のもとに一人の男が現れる。
男の名は、儀藤堅忍。警視庁内にある謎の部署でひとり、無罪確定と同時に事件の再捜査を始める男。
警察組織の敗北を意味する無罪確定。
再捜査はその傷を抉り出すことを意味した。
儀藤の相棒になる者は組織から疎まれ、出世の道も閉ざされることになる。
その為、儀籐に付いた渾名は〝死神″。
大邊は、その相棒に選ばれ、否応無しに再捜査に加わることに。
出典 アマゾン
《逃げ得は許さない》――「福家警部補」シリーズで話題の著者が放つ、新感覚警察小説。
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もう一つ大倉崇裕さんの小説で、テレビドラマ化された物があります
是非こちらの記事も読んでみて下さい
▶【小鳥を愛した容疑者】大倉崇裕人気小説~いきもの係シリーズ
まとめ
今日は大倉崇裕さんの小説、福家警部補シリーズをお伝えしました
犯人をジリジリ追い詰めていく、福家警部補の活躍をお楽しみ下さい
読まれる場合は、せっかくですから発売された順番で読まれてはいかがでしょうか
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