こんにちは
最近見つけたお気に入りを、まだご存じない方にご紹介するコーナーです
今日は辺見じゅんさんの小説「収容所から来た遺書」です
ノンフィクションの小説です
それではお伝えします
小説「収容所から来た遺書」とは
辺見じゅんさんの「収容所から来た遺書」とはどのような小説なのでしょうか
小説のご紹介
出典 Amazon
大宅賞、講談社ノンフィクション賞、ダブル受賞に輝いた感動ノンフィクション!
敗戦から12年目に遺族が手にした6通の遺書。ソ連軍に捕われ、極寒と飢餓と重労働のシベリア抑留中に死んだ男のその遺書は、彼を欽慕する仲間達の驚くべき方法により厳しいソ連監視網をかい潜ったものだった。悪名高き強制収容所に屈しなかった男達のしたたかな知性と人間性を発掘した労作。
目次 プロローグ 一章.ウラルの日本人俘虜 二章.赤い寒波(マロース) 三章.アムール句会 四章.祖国からの便り 五章.シベリアの「海鳴り」 エピローグあとがき――三十三年目に届いた遺書 解説・吉岡忍
「非力もかえりみず偉大なる凡人の生涯、それもシベリアの地で逝った一人の男の肖像を描きたいと思ったのは、その不屈の精神と生命力に感動したからに他ならない。
本当に切なくなる小説です
これが実話だから余計につらくなるものがあります
あなたがこの小説を読まれるなら、タイトルの意味に思いをはせながら読んでみて下さい
読む前に、なぜこのタイトルなんだろうと思っていたのですが・・
もちろん読み終えるとしっかり分かります
いいタイトルだと思います
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辺見じゅんさんのプロフィール
辺見じゅんのプロフィールです
辺見じゅん(1939-2011)
出典 映画公式サイト
歌人で作家。富山県で生まれ、早稲田大学第二文学部卒。
私小説風から童謡・詩歌まで幅広い作品を手がけ、ノンフィクション作品においては丹念な聞き取りを元に構成していると評価が高い。
1984年、『男たちの大和』で第3回新田次郎文学賞を受賞。
1988年、『闇の祝祭』で第12回代短歌女流賞を受賞。
1989年、『収容所から来た遺書』で第11回講談社ノンフィクション賞を受賞。
1990年、『収容所から来た遺書』で第21回大宅壮一ノンフィクション賞を受賞。
小説「収容所から来た遺書」は映画になります
実は小説「収容所から来た遺書」は映画になります
映画のタイトルは「ラーゲリより愛を込めて」です
ラーゲリとは、ロシアの強制収容所のことです
公式サイトはこちらです
予告編も見ることが出来ます
映画の解説
二宮和也が主演を務め、シベリアの強制収容所(ラーゲリ)に抑留された実在の日本人捕虜・山本幡男を演じた伝記ドラマ。
出典 映画.com
作家・辺見じゅんのノンフィクション小説「収容所(ラーゲリ)から来た遺書」を基に、「護られなかった者たちへ」「糸」の瀬々敬久監督がメガホンをとった。
第2次世界大戦後の1945年。シベリアの強制収容所に抑留された日本人捕虜たちは、零下40度にもなる過酷な環境の中、わずかな食糧のみを与えられて重い労働を強いられ、命を落とす者が続出していた。
そんな中、山本幡男は日本にいる妻や子どもたちのもとへ必ず帰れると信じ、周囲の人々を励まし続ける。
山本の仲間思いの行動と力強い信念は、多くの捕虜たちの心に希望の火を灯していく。山本の妻・モジミを北川景子が演じる。
主演 二宮和也さん
北川景子さん
監督 瀬々敬久さん ー「護られなかった者たちへ」の監督ですー
劇場公開予定日は2022年12月9日です
絶妙のキャスティングだと思います
まとめ
最近見つけたお気に入りのご紹介コーナー。
今日は辺見じゅんさんの小説「収容所から来た遺書」をご紹介しました
映画も公開される予定です。未読の方は読まれてみてはいかがでしょうか
そして映画館にも足を運ばれてはいかがでしょうか
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