こんにちは
映画化される原作小説をご紹介します。
今日ご紹介する小説は『遠い山なみの光』です。
映画のタイトルも『遠い山なみの光』です。
著者はカズオイシグロさんです。
カズオイシグロさんのデビュー作品です。
小説の舞台はロンドンと長﨑です。長﨑は昭和の頃です。60代以上の方なら懐かしいと思える時代では無いでしょうか。
カズオイシグロさんの世界を楽しんでみて下さい
映画化原作小説の記事まとめはこちらです
小説「遠い山なみの光」のあらすじ・おすすめポイント
カズオイシグロさんの小説「遠い山なみの光」をご紹介します
小説「遠い山なみの光」のあらすじ
イギリスに暮らす悦子は、娘を自殺で失った。喪失感に苛まれる中、戦後混乱期の長崎で微かな希望を胸に懸命に生きぬいた若き日々を振り返る。新たな人生を求め、犠牲にしたものに想いを馳せる。
出典 アマゾン
小説「遠い山なみの光」のおすすめポイント
作者のカズオイシグロさんは男性です
筆者も男性です
物語の主人公は女性です
なんて言うか主人公や物語に登場する女性の台詞に全く違和感がありません。それ以上によくここまで女性の言葉が描けることに感動してしまいました。
翻訳の方の力量のおかげもあるのだろうと想像します。
結末は小説を是非読んでみて下さい
小説「遠い山なみの光」の読者の口コミ
読者の口コミをお伝えします。
映画化ということで読んでみた。
アマゾン
戦後の暗い長崎の物語と、イギリスに移り住んだ後の暗い話が続き全体的に陰鬱な内容。
また、著者自身が日本語で書いていないので、日本語表現は訳者の力によるもの。
↓この作品の口コミを見る↓
原作者「カズオイシグロ」さんのプロフィール
小説「遠い山なみの光」の原作者「カズオイシグロ」さんのプロフィールです
カズオイシグロ(Kazuo Ishiguro)
1960年、5歳のとき、海洋学者の父親の仕事の関係でイギリスに渡り、以降、日本とイギリスのふたつの文化を背景に育つ。
その後英国籍を取得した。ケント大学で英文学を、イーストアングリア大学大学院で創作を学ぶ。1982年の長篇デビュー作『遠い山なみの光』で王立文学協会賞を、1986年発表の『浮世の画家』でウィットブレッド賞を受賞した。1989年発表の第三長篇『日の名残り』では、イギリス文学の最高峰ブッカー賞に輝いている。2017年にはノーベル文学賞を受賞。2018年に日本の旭日重光章を受章し、2019年には英王室よりナイトの爵位を授与された。
出典 アマゾン
著者「カズオイシグロ」さんの受賞歴
著者「カズオイシグロ」さんの受賞歴をお伝えします。
- 1989年 イギリス文学の最高峰ブッカー賞
- 2017年 ノーベル文学賞を受賞
- 2018年 日本の旭日重光章を受章
- 2019年 英王室よりナイトの爵位を授与
小説「遠い山なみの光」の原作者「カズオイシグロ」さんの作品一覧
カズオイシグロさんの長編の作品一覧です。タイトルは邦題です。
- 遠い山なみの光
- 浮世の画家
- 日の名残り
- 充たされざる者
- わたしたちが孤児だったころ
- わたしを離さないで
- 忘れられた巨人
- クララとお日さま
引用元 ウィキペディア
小説「遠い山なみの光」の映画化について
先ほどもお伝えした通り「遠い山なみの光」は映画になります
映画のタイトルも「遠い山なみの光」です
映画の公式サイトはまだ公開されています
映画「遠い山なみの光」の予告編
予告編はまだ公開されていませんでした。
映画「遠い山なみの光」の解説・あらすじ
映画「遠い山なみの光」の解説です。
戦後間もない50年代の長崎と、80年代のイギリスを舞台に、時代と場所を超えて交錯する“記憶”の秘密を紐解いていく。
映画.com
映画「遠い山なみの光」のあらすじはこちらです。
日本人の母とイギリス人の父を持ち、ロンドンで暮らすニキ。大学を中退して作家を目指す彼女は、自著執筆のため、異父姉の死以来、足が遠のいていた母が一人で暮らす郊外の実家を訪れる。母の悦子は長崎で原爆を経験し、戦後イギリスに渡ってきていたが、ニキは母の過去を何一つ聞いたことがない。夫と長女を亡くし、想い出の詰まった家で一人暮らしていた悦子は、ニキと数日間を共にする中で、最近よく見るというある「夢」について語り始める。それはまだ悦子が長崎で暮らしていた頃に知り合った、とある女性と、その幼い娘の夢だった。
出典 映画.com
映画「遠い山なみの光」の登場人物・キャスト
出演
- 主人公 悦子:広瀬すずさん
以外のキャストはまだ発表されていません。
監督
- 石川慶さん 作品:ー「ある男」第46回日本アカデミー賞 ー
劇場公開日は2025年夏の予定です
映画「遠い山なみの光」原作者のコメント
映画「花まんま」公開に関して原作者「朱川湊人」さんのコメントもお伝えします。
私は石川監督の前作『ある男』の大ファンで、彼が私の小説『遠い山なみの光』の映画化を希望してくださった最初の日から、とても興奮していました
映画.com
物語そのものは、第二次世界大戦の惨禍と原爆投下後の、急激に変化していく日本に生きた人々の、憧れ、希望、そして恐怖を描いています。今もなお私たちに影を落とし続けている、あの忌まわしい出来事の終結から80年を迎えるこの時期に、この映画が公開されることは、なんと相応しいことでしょう
カズオイシグロさんの小説もう一冊おすすめするなら「わたしを離さないで」
カズオイシグロさんの小説をもう一冊読むならおすすめしたい作品は「わたしを離さないで」です。
優秀な介護人キャシー・Hは「提供者」と呼ばれる人々の世話をしている。生まれ育った施設へールシャムの親友トミーやルースも「提供者」だった。キャシーは施設での奇妙な日々に思いをめぐらす。図画工作に力を入れた授業、毎週の健康診断、保護官と呼ばれる教師たちのぎこちない態度……。彼女の回想はヘールシャムの残酷な真実を明かしていく。
アマゾン
こちらもカズオイシグロさんの大ヒットした作品です。
もう一冊の小説も探しやすいようにリンクを貼っておきますね。
実は「わたしを離さないで」は日本のテレビでドラマ化されています。
主演は綾瀬はるかさんです
U-NEXTなら無料トライアルで見ることができますよ
DVD化もされています
まとめ
映画化された原作小説をご紹介しました。
今日ご紹介したのはカズオイシグロさんの小説「遠い山なみの光」です。
本日ご紹介した小説のリンクも用意しています。
映画が公開されるのは、2025年夏の予定です。
未読の方は読まれてみてはいかがでしょうか
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