こんにちは
最近見つけたお気に入りを、まだご存じない方にご紹介するコーナーです
今日は佐藤正午さんの小説「月の満ち欠け」です
月の満ち欠け
佐藤正午さんの「月の満ち欠け」とはどのような小説なのでしょうか
小説のご紹介
出典 Amazon
新たな代表作の誕生! 20年ぶりの書き下ろし
あたしは、月のように死んで、生まれ変わる──目の前にいる、この七歳の娘が、いまは亡き我が子だというのか? 三人の男と一人の少女の、三十余年におよぶ人生、その過ぎし日々が交錯し、幾重にも織り込まれてゆく。この数奇なる愛の軌跡よ! さまよえる魂の物語は、戦慄と落涙、衝撃のラストへ。
欠けていた月が満ちるとき、喪われた愛が甦る。第157回直木賞受賞。
有名人の推薦のことば
ファンタジーはちょっとという人をもねじ伏せる説得力。瑠璃(たち)の思いはどこへ向かうのか。虚実の皮膜を行く佐藤正午の本領発揮。
斎藤美奈子氏
出典 岩波書店
ミステリー的な結末のあとに用意された物語的な大団円などは、多くの経験を踏まなければ書けぬであろう。
浅田次郎氏
出典 岩波書店
長い年月、小説とむき合ってきた作家の姿勢のようなものが器の底から伝わってきて、さすがにベテランの、プロの小説だと感心した。
伊集院静氏
出典 岩波書店
私はファンタジー小説がけっこう好きです
獣の奏者みたくドップリその世界観に浸かる小説から、普段の暮しの中に少しだけ皆と違う部分があるものまで色々あります
この小説は後者ですね
共通するきっかけは、娘がある日高熱がでます。暫くして治まるのですが、その日から娘の言動が変わって来ます。何かに突き動かされていきます
不思議な出来事を信じている人がいることに救われます
最後はホントに良かったなと思わせてくれます
是非読んでみられてはいかがでしょうか
佐藤正午さん
東野圭吾さんのプロフィールです
佐藤正午
佐藤正午(さとう しょうご) 1955年8月25日,長崎県佐世保市生まれ.北海道大学文学部中退.1983年『永遠の1/2』で第7 回すばる文学賞を受賞.2015年『鳩の撃退法』(小学館,2014年)で第6回山田風太郎賞を受賞.そのほかの著作に『ジャンプ』『身の上話』(光文社),『5』(角川書店),『アンダーリポート』(集英社),『小説家の四季』(岩波書店),『小説の読み書き』(岩波新書)など.
出典 Amazon
映画になります
実は小説「月の満ち欠け」は映画になります
公式サイトはこちらです
予告編も見ることが出来ます
映画の紹介
2017年に第157回直木賞を受賞した佐藤正午による同名ベストセラー小説を、大泉洋主演、有村架純、目黒蓮(Snow Man)、柴咲コウの共演、廣木隆一監督のメガホンにより映画化。
出典 公式サイト
小山内堅は、愛する妻と家庭を築き、幸せな日常を送っていたが、不慮の事故で妻の梢と娘の瑠璃を同時に失ったことから日常は一変する。
悲しみに沈む小山内のもとに、三角哲彦と名乗る男が訪ねてくる。
事故当日、娘の瑠璃が面識のないはずの三角に会いに来ようとしていたという。
そして、三角は娘と同じ名前を持ち、自分がかつて愛した「瑠璃」という女性について語り出す。それは数十年の時を超えて明らかになる許されざる恋の物語だった。小山内夫妻役を大泉と柴咲が、娘と同じ名前を持つ女性役を有村、三角役を目黒がそれぞれ演じる。
主演 大泉洋さん
有村架純さん
目黒蓮さん
柴咲コウさん
監督 廣木隆一さん ー余命1ヶ月の花嫁の監督ですー
劇場公開予定日は2022年12月2日です
まとめ
最近見つけたお気に入りのご紹介コーナー。
今日は佐藤正午さんのファンタジー小説「月の満ち欠け」をご紹介しました
映画も公開される予定です。未読の方は読まれてみてはいかがでしょうか
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