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【火『銃』に収録】映画化された小説のあらすじと映画のキャスト

火(銃に収録) 映画化小説

こんにちは

映画化される原作小説をご紹介します。

今日ご紹介する小説は『火』です。

映画のタイトルは『奇麗な、悪』です。

著者は中村文則さんです。

精神科医(とおもわれる)のカウンセリングを受けている女性が独白する物語です。女性は8歳の時に自宅に火を付けて両親を殺していました。出だしから引き込まれます。

それでは詳しくお伝えします。

映画化原作小説の記事まとめはこちらです

【映画化される原作小説】誰が読んでも間違いなく面白い作品

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小説「火」のご紹介

中村文則さんの小説「火」をご紹介します

小説「火」のあらすじ

物語は一人の女性の独白から始まります。

彼女は小学生の時に家のカーテンに火を付けて両親を殺していました。

中学生になると不良グループと仲良くなり妊娠しました。

高校は二年生で辞めて事務の仕事に就きました。派手な男と付き合うが刑務所に入っていきました。

21歳になった彼女は出所を待つ前に同僚の兄と結婚妊娠しましたが、義理母の性格は最悪でした。

彼女の見方はどこにもいなかった。

ここがポイント

小説のタイトルは「銃」です。こちらが作者中村文則さんのデビュー作と知って手に取りました。突然「銃」を拾う時点から怪しい方向に進みそうな感じ100%です。この小説も何とも後味の悪いお話です。

それでは「火」のポイントです。

カウンセリングを受けている女性の独白に引きつけられます。

早く次が読みたいと思わせる面白さがあります。

物語の内容は好きになれません。救いようの無い話だと思ってしまいます。

それでも読むほどに引き込まれます。

読み終わった後のなんとも言えない気持ちになります。

結末を是非読んでみて下さい。

読者の口コミ

アマゾンによせられた読者の声をお伝えします。

↓この作品の口コミを見る↓

中村文則さんのプロフィール

中村文則さんのプロフィールです

中村文則(ナカムラ フミノリ)

1977年生まれ、愛知県出身。
2002年『銃』で新潮新人賞を受賞しデビュー。04年『遮光』で野間文芸新人賞、05年『土の中の子供』で芥川賞、10年『掏摸(ルビ:スリ)』で大江健三郎賞を受賞。12年『掏摸(ルビ:スリ)』の英訳が米紙「ウォール・ストリート・ジャーナル」の年間ベスト10小説に選ばれる。14年David L. Goodis賞(米)、16年『私の消滅』でドゥマゴ文学賞、20年中日文化賞、24年『列』で第77回 野間文芸賞を受賞。他の著書に『何もかも憂鬱な夜に』『去年の冬、きみ と別れ』『教団X』『R帝国』など。

映画公式サイト

中村文則さんの受賞歴

中村文則さんの受賞歴をご紹介します。

  • 2002年:「銃」で第34回新潮新人賞を受賞
  • 2004年:『遮光』で第26回野間文芸新人賞
  • 2005年:『土の中の子供』で第133回芥川龍之介賞
  • 2010年:『掏摸<スリ>』で第4回大江健三郎賞を受賞
  • 2024年:『列』で第77回野間文芸賞を受賞

映画「奇麗な、悪」のキャスト・あらすじ

先ほどもお伝えした通り「火」は映画になります

映画のタイトルは「奇麗な、悪」です

映画の公式サイトは こちら です

映画「奇麗な、悪」の予告編

映画「奇麗な、悪」の予告編です。

映画「奇麗な、悪」の解説・あらすじ

映画「奇麗な、悪」の解説です。

芥川賞作家・中村文則による原作、今や注目度No.1の俳優・瀧内公美の卓越した演技力、そのふたりの才能の参加を得て映画界に半世紀近く携わる奥山和由が常識を覆す演出方法で仕上げた。
この映画、観客は観終わってもしばらくの間、美しい映像や劇中のサブリミナル音に支配される。そして耳に残る印象的なピエロの口笛。きっと多くの人は映画から解放された後、いつの間にかそのメロディーを口ずさんでしまうだろう。女の語る半生は人の道を踏み外した悲惨な話でありながら、どこか心地良さすら感じてしまうのだ。そして、気がつくと自分に何が起こっても大したことではない、いずれ少しは幸せになれるはずという気がしてしまう。それは理屈抜きの映画的マジックだろうか。

公式サイト

映画「奇麗な、悪」のあらすじです。

ひとりの女が街の人混みのなかを歩く、まるで糸の切れた風船のように。
生きることすら危うさを感じるその女は一件の館にたどり着く。
女は思い出す、以前に何回か訪ね診てもらった精神科医院だ。人の気配はないがドアは開く。
静けさが待ち受けている。医師は今でもどこかにいるのか?
女は部屋の空洞に吸い込まれるように中に入っていく。そして以前と同じ様に患者が座る
リクライニングチェアに身を横たえる。
目の前にあるピエロの人形に見つめられているようだ。
「火の、、、火の話から始めることにします」
幼少の頃、カーテンに放った火て起こった事件から話し始める。
そして、、、「今日は、全部話す」と。

公式サイト

映画のキャスト

映画のキャストをご紹介します。

キャスト

  • 主人公:瀧内公美さん。「由宇子の天秤」「火口のふたり」。

監督・脚本 

  • 奥山和由さん 作品:ー助監督として映画制作に従事 監督デビュー作は『RAMPO』 ー

中村文則さんのコメント

映画化にあたり原作者中村文則さんのコメントです

「火 Hee」でプロデューサーを務めた奥山和由さんから、「火」をもう一度映画にしたいと言われた時は、しかし驚いた。映画化としては、二回目になるから。

出来上がったものを観て、さらに驚くことになる。原作の通りではあるけど、これは一人の女性が、話しているだけの映画。なのに、これほどまでに、引き込まれる。

主演の、というか、お一人しか出演していないのだが、瀧内さんは実に見事だった。多方面から大きな注目を浴びている俳優とは知っていたが、従来の映画には見られない、ここでしか味わえない独特の言語空間をつくり出していた。

公式サイト

劇場公開日は2025年2月21日です

実は監督の奥山和由さんは、この小説「火」をプロデューサーとして映画「火 Hee」を製作されています。監督主演は桃井かおりさんです。

映画「火 Hee」はU-NEXTで視聴できます。

U-NEXTで『火 Hee』を見る

中村文則さんの小説をもう一冊読むなら「掏摸(スリ)」

中村文則さんの小説をもう一冊読むならおすすめしたい作品は「掏摸(スリ)」です。

東京を仕事場にする天才スリ師。
ある日、彼は「最悪」の男と再会する。男の名は木崎——かつて一度だけ、仕事をともにした闇社会に生きる男。
「これから三つの仕事をこなせ。失敗すれば、お前が死ぬ。逃げれば、あの子供が死ぬ……」
運命とはなにか。他人の人生を支配するとはどういうことなのか。そして、社会から外れた人々の想い、その切なる祈りとは——。
芥川賞作家がジャンルの壁を越えて描き切った、著者最高傑作にして称賛の声続出の話題作!

引用 アマゾン

中村文則さんのおすすめ小説で検索するとおそらく一番最初に表示される作品です。

ホントに面白いです。

中村文則さんの作品に興味がありましたら是非読んでみて下さい。

こちらの小説も探しやすいようにリンクを貼っておきます。

まとめ

映画化された原作小説を紹介するブログ記事です。

今日は中村文則さんの小説「火」をご紹介しました

小説「火」が収められているのは銃 (河出文庫)です。

本日ご紹介した小説はこちらです。

映画が公開されるのは、2025年2月21日の予定です。

未読の方は読まれてみてはいかがでしょうか

映画化原作小説の記事まとめはこちらです

【映画化される原作小説】誰が読んでも間違いなく面白い

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