こんにちは
今日は、映画【BAD LANS バッド・ランズ】の原作小説をご紹介します。
小説のタイトルは「勁草」です。読みは「ケイソウ」です。
「勁草」とは、風雪に耐える強い草の意味です。
著者は黒川博行さん。
特殊詐欺の犯罪者と追い詰める警察との攻防を描きます。
映画では安藤サクラさんと 山田涼介さんが主人公を演じます。
楽しみです。
それではお伝えします。
小説「勁草」のご紹介
黒川博行さんの「勁草」とはどのような小説なのでしょうか
小説のご紹介
橋岡は「名簿屋」の高城に雇われていた。
名簿屋とはオレ詐欺の標的リストを作る裏稼業だ。
橋岡は被害者から金を受け取る「受け子」の手配も任されていた。
騙し取った金の大半は高城に入る仕組みで、銀行口座には金がうなっているのだ。
賭場で借金をつくった橋岡と矢代は高城に金の融通を迫るが…。
一方で府警特殊詐欺班の刑事たちも捜査に動き出していた。
最新犯罪の手口を描き尽くすクライムサスペンス問題作!
出典 アマゾン
黒川博行さんの作品です。
もちろん警察サイドはコテコテの大阪弁で描かれています。
なんとなくホットします。
ニュースなどではオレオレ詐欺などの特殊詐欺がいつも話題に上っています。
聞く度に新しい手口が出現しているような気になります。
この小説もその辺りを詳細に描いています
追う刑事と逃げる詐欺犯。
直木賞作家が描く迫力の犯罪サスペンスです。
やっぱり悪いことはやったらあかんなというお話です。
本日ご紹介する小説はこちらです。探しやすいようにリンクを貼っておきますね。
黒川博行さんのプロフィール
黒川博行さんのプロフィールです
黒川博行
1949年愛媛県今治市生まれ。
京都市立芸術大学美術学部彫刻科卒業。
1986年『キャッツアイころがった』で第4回サントリーミステリー大賞受賞。
1996年「カウント・プラン」で第49回日本推理作家協会賞(短編および連作短編集部門)受賞。
2014年『破門』で第151回直木賞受賞。
出典 アマゾン
読者の声
読書メーターによせられた読者の声をお伝えします。
犯罪者側のバディと追う警察側のバディの面白さ。 黒川博行の本の楽しさはやっぱり会話よね。 そして取材を徹底的にしたんだろうなと思う詳細な描写。 オレオレ詐欺の仕組みがよく分かった。 勁草とは強い草、そこからしぶとい事を現しているそうで、納得のタイトル
リオさん
映画「BAD LANS バッド・ランズ」のキャスト・あらすじ
「勁草」は映画になります
タイトルは「BAD LANS バッド・ランズ」です
映画のタイトルは小説と異なります
映画、「BAD LANS バッド・ランズ」の予告編です。
映画の公式サイトはこちらです
映画「BAD LANS バッド・ランズ」の紹介
公式サイトから原作者黒川博行さんのコメントをお伝えします。
監督の名を聞いて、一も二もなく映画化に同意した。
名匠・原田眞人――。多くの作品をわたしは見ていた。
『クライマーズ・ハイ』や『わが母の記』をはじめ、近作の『関ヶ原』や『検察側の罪人』、『燃えよ剣』は重厚にしてスケールの大きい傑作だった。
あの原田監督がわたしの『勁草』をどんなふうに映像化してくれるのか、楽しみでしかたなかった。
そこへ演じるのが安藤サクラと山田涼介、これも申し分ない。
安藤さんのさわやかな個性と自然な演技は原作の犯罪性をきれいに掬いとってくれるだろうとわたしは期待し、山田さんとのコンビネーションもあいまって、期待以上のみごとな出来ばえになった。
原作者として、ほんとうにうれしい。
主演 安藤サクラさん
山田涼介さん
宇崎竜童さん
監督 原田眞人さん ー「ヘルドッグス」「関ヶ原」ー
劇場公開予定は2023年9月29日です
黒川博行さんの小説をもう一冊読むならコレ
黒川博行さんの小説をもう一冊読むならおすすめしたい作品は、「破門」です
あらすじ
第151回直木賞を受賞した、エンタメ小説の最高峰。
出典 アマゾン
映画製作への出資金を持ち逃げされたヤクザの桑原と建設コンサルタントの二宮。
失踪したプロデューサーを追い、桑原は本家筋の構成員を病院送りにしてしまう。
組同士の込みあいをふたりは切り抜けられるのか
もう一冊の小説も探しやすいようにリンクを貼っておきます。
まとめ
映画化された原作小説を紹介する記事のコーナー。
今日は黒川博行さんの小説「勁草」をご紹介しました
本日ご紹介した小説はこちらです。
映画が公開されるのは、2023年9月です。
未読の方は読まれてみてはいかがでしょうか
その他の映画の原作記事はこちらにまとめています