こんにちは
映画化される原作小説をご紹介します。
今日ご紹介する小説は『盤上の向日葵』です。
映画のタイトルも同じく『盤上の向日葵』です。
著者は柚月裕子さんです。
時は平成と昭和を交互します。
白骨死体事件の鍵を握る遺留品は将棋の駒。本屋大賞2位の慟哭のミステリーです。
それでは詳しくお伝えします。
映画化原作小説の記事まとめはこちらです
小説「盤上の向日葵」のご紹介
柚月裕子さんの小説「盤上の向日葵」をご紹介します
小説「盤上の向日葵」のあらすじ
小説のあらすじ
埼玉県天木山山中で発見された白骨死体。遺留品である初代菊水月作の名駒を頼りに、叩き上げの刑事・石破と、かつてプロ棋士を志していた新米刑事・佐野のコンビが捜査を開始した。それから四か月、二人は厳冬の山形県天童市に降り立つ。向かう先は、将棋界のみならず、日本中から注目を浴びる竜昇戦の会場だ。世紀の対局の先に待っていた、壮絶な結末とはー
出典 アマゾン
受賞歴
小説「盤上の向日葵」の受賞歴をご紹介します。
- 「週刊文春」2017年ミステリーベスト10国内部門2位
- さわベス2018第1位
- 2018年本屋大賞第2位
- R-40本屋さん大賞〈小説部門〉
- 「読書メーター」読みたい本ランキング第2位(文庫部門)2020年7月23日~29日
おすすめのポイント
柚月裕子さんの作品はどれも魅せられます
この作品は将棋を舞台にしていますが、『砂の器』を思わせる重厚なミステリーです。
主人公は異端の天才棋士。孤独な魂の行方を辿る慟哭の人間ドラマが展開されます。
読み始めたら一気読み必至です。
主人公の少年時代の壮絶な半生。宿命を背負った若者の運命は・・
松本清張へのオマージュを感じます。
結末は小説を是非読んでみて下さい
読者の口コミ
アマゾンによせられた読者の声をお伝えします。
物語の展開にドンドン引き込まれました!
将棋には知識が無く、物語によく出る「棋譜」が全く理解出来ませんでしたが、その場の緊迫感は伝わってきました。
それぞれの登場人物が、それぞれに二転三転する人生物語。
良かったです。
↓この作品の口コミを見る↓
柚月裕子さんのプロフィール
柚月裕子さんのプロフィールです
柚月裕子(ゆづき・ゆうこ)
1968年、岩手県生まれ。2008年、『臨床真理』で第7回「このミステリーがすごい!」大賞を受賞し、デビュー。2013年に『検事の本懐』で第15回大藪春彦賞を、2016年に『孤狼の血』で第69回日本推理作家協会賞(長編及び連作短編集部門)、『慈雨』で〈本の雑誌が選ぶ2016年度ベスト10〉第1位、2018年に第15回本屋大賞第2位を獲得。その他の著作に『最後の証人』『検事の死命』『パレートの誤算』『蟻の菜園』『朽ちないサクラ』『ウツボカズラの甘い息』『あしたの君へ』『合理的にあり得ない』『凶犬の眼』『暴虎の牙』など。
引用 中央公論社
柚月裕子さんの受賞歴
柚月裕子さんの受賞歴をご紹介します。
- 2013年:『検事の本懐』で第15回大藪春彦賞受賞
- 2016年:『孤狼の血』で第69回日本推理作家協会賞受賞
映画「盤上の向日葵」のキャスト・あらすじ
先ほどもお伝えした通り「盤上の向日葵」は映画になります
映画のタイトルも「盤上の向日葵」です
映画の公式サイトは こちら です
映画「盤上の向日葵」の紹介
映画「盤上の向日葵」の解説です。
高価な将棋の駒を胸に抱いた白骨死体が発見された。誰なのか謎が深まる中、その影にはスポットライトを浴びるある天才棋士の哀しい過去が・・
引用 松竹
柚月裕子の傑作ミステリーを豪華キャストにて満を持して映像化!
映画のキャスト
出演
キャストはまだ発表されておりません。発表され次第更新します。
- キャストはまだ発表されておりません
監督 小泉堯史さん 作品:ー『雨あがる』 『博士の愛した数式』 『蜩ノ記』 ー
脚本 熊澤尚人
劇場公開日は2025年です
柚月裕子さんの小説をもう一冊読むなら「臨床真理」
柚月裕子さんの小説をもう一冊読むならおすすめしたい作品は「臨床真理」です。
柚月裕子さんのデビュー作です。
臨床心理士・佐久間美帆が担当した青年・藤木司は、人の感情が色でわかる「共感覚」を持っていた……。美帆は友人の警察官と共に、少女の死の真相に迫る! 著者のすべてが詰まった鮮烈なデビュー作!
引用 アマゾン
作家はデビュー作が一番面白いとよく言われます。もちろん柚月裕子さんのデビュー作にも圧倒されます。「共感覚」も嘘っぽく無くてイイです。
柚月裕子さんの作品に興味がありましたら是非読んでみて下さい。
こちらの小説も探しやすいようにリンクを貼っておきます。
まとめ
映画化された原作小説を紹介するブログ記事です。
今日は柚月裕子さんの小説「盤上の向日葵」をご紹介しました
本日ご紹介した小説はこちらです。
映画が公開されるのは、2025年の予定です。
未読の方は読まれてみてはいかがでしょうか
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