こんにちは
映画化される原作小説をご紹介します。
今日ご紹介する小説は『花まんま』です。
映画のタイトルも『花まんま』です。
著者は朱川湊人さんです。
小説の舞台は昭和です。60代以上の方なら懐かしいと思える時代では無いでしょうか。
懐かしい昭和の時代をホラータッチで描く短編集です。
第133回直木賞受賞作品です。
懐かしさとホラーのコラボを楽しんでみて下さい
映画化原作小説の記事まとめはこちらです
小説「花まんま」のあらすじ・おすすめポイント
朱川湊人さんの小説「花まんま」をご紹介します
小説「花まんま」のあらすじ
小説のあらすじ
まだ幼い妹がある日突然、母のお腹にいた時のことを話し始める。それ以降、保育園をぬけだし、電車でどこかへ行こうとしたり、習ったことの無い漢字を書いたり。そして、自分は誰かの生まれ変わりだと言い出した…(表題作「花まんま」)。
昭和30~40年代の大阪の下町を舞台に、当時子どもだった主人公たちの思い出が語られる。ちょっと怖くて不思議なことや、様々な喜びやほろ苦さを含む物語に、深い感動と懐かしさがせまる傑作短篇集。
出典 アマゾン
短編は6話です
- トカビの夜
- 妖精生物
- 摩訶不思議
- 花まんま
- 送りん婆
- 凍蝶
ちょっと変わったタイトルが多いです
小説「花まんま」のおすすめポイント
筆者は60代です
昭和と言うと懐かしい時代になってしまいます
物語は昭和30年~40年代のお話です
懐かしい昭和の出来事をホラータッチで描いて読ませてくれます
この作品で著者の朱川湊人さんは第133回直木賞を受賞されました。
ホラーですけど安心して読めるお話です
結末は小説を是非読んでみて下さい
小説「花まんま」の読者の声
読書メーターによせられた読者の声をお伝えします。
「トカビの夜」「妖精生物」「摩訶不思議」「花まんま」「送りん婆」「凍蝶」の6編からなる短編集だった。どれも関西在住の主人公の、ちょっとミステリアスな物語だった。幽霊、謎の生物、死者の想い残し、生まれ変わり、死へのナビゲーター、など嘘のような不思議体験の物語ばかりなのだが、日常生活の中の家族の不満や愛情、貧困苦やイジメなどもサラリと描かれている。切なくほろ苦い主人公たちの体験談を読みやすい文章で書かれていて、あっという間に読了。子供の頃の不思議な体験は、自分にもあるかもしれない。はるか昔を懐かしく回想した。
アーミーさん
小説「花まんま」原作者「朱川湊人」さんのプロフィール
小説「花まんま」の原作者「朱川湊人」さんのプロフィールです
朱川湊人(シュカワミナト)
1963年大阪府生まれ。慶應義塾大学文学部卒。出版社勤務を経て、2002年「フクロウ男」で第41回オール讀物推理小説新人賞を受賞。翌2003年、「白い部屋で月の歌を」で第10回日本ホラー小説大賞短編賞を受賞。初の著作となった『都市伝説セピア』が第130回直木賞候補となり、2005年『花まんま』で第133回直木賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
出典 アマゾン
大阪生まれだから、小説の舞台も関西だったんでしょうね
懐かしかったです
著者「朱川湊人」さんの受賞歴
著者「朱川湊人」さんの受賞歴をお伝えします。
- 2002年 「フクロウ男」で第41回オール讀物推理小説新人賞を受賞。
- 2003年 「白い部屋で月の歌を」で日本ホラー小説大賞短編賞を受賞。
- 2005年 「花まんま」で第133回直木賞を受賞。
小説「花まんま」の原作者「朱川湊人」さんの作品一覧
朱川湊人さんの単行本の作品一覧です。
わくらばシリーズ
- わくらば日記
- わくらば追慕抄
薄紅雪華紋様シリーズ
- 鏡の偽乙女 薄紅雪華紋様
- 黒のコスモス少女団 薄紅雪華紋様
箱庭旅団シリーズ
- 箱庭旅団
- 黄昏の旗 箱庭旅団
- キミの名前 箱庭旅団
シリーズ以外の作品
- 都市伝説セピア
- 白い部屋で月の歌を
- さよならの空
- 花まんま
- かたみ歌
- 赤々煉恋
- 水銀虫
- いっぺんさん
- スメラギの国
- 本日、サービスデー
- あした咲く蕾
- 太陽の村
- 銀河に口笛
- オルゴォル
- 遊星ハグルマ装置
- 満月ケチャップライス
- サクラ秘密基地
- なごり歌
- 月蝕楽園
- 冥の水底
- 無限のビィ
- 今日からは、愛のひと
- わたしの宝石
- 主夫のトモロー
- 遊星小説
- 幸せのプチ ――町の名は琥珀
- 狐と韃 知らぬ火文庫
- アンドロメダの猫
- スズメの事ム所 駆け出し探偵と下町の怪人たち
- 鬼棲むところ 知らぬ火文庫
- 時間色のリリィ
- 揚羽の夢 知らぬ火文庫
引用元 ウィキペディア
小説「花まんま」の映画化について
先ほどもお伝えした通り「花まんま」は映画になります
映画のタイトルも「花まんま」です
映画の公式サイトは こちら です
予告編はまだ公開されていませんでした。
映画「花まんま」の解説・あらすじ
映画「花まんま」の解説です。
ある兄妹の不思議な体験を描いた物語で、表題の「花まんま」とは、子どものままごと遊びで作った“花のお弁当”を意味し、大切なひとへ贈り届けるキーアイテムとなります。記憶の濃淡を丁寧に語り分けながら、人間の哀しさや温かさを繊細に織り込む巧みな筆致で評価されている作家・朱川湊人の代表作品であり、初版からおよそ20年の時を経て2025年春に東映配給の劇場映画として全国公開されることとなりました!
公式サイト
映画「花まんま」のあらすじはこちらです。
鈴木亮平が、早くに亡くした両親との約束を守るため、たった一人の妹の親代わりとして大阪下町で生きる熱血漢の兄・加藤俊樹役で主演を務めます。
俊樹の妹で、間もなくの結婚を控えながら、ある〈秘密〉を抱えるフミ子役は有村架純が演じます。両親を早くに亡くし、大阪の下町で暮らす二人きりの兄妹 俊樹とフミ子。 妹の結婚が決まり、親代わりの兄としてはやっと肩の荷が下りるはずだったが、 妹には兄に話していない〈秘密〉があった。それは・・・
出典 公式サイト
映画「花まんま」の登場人物・キャスト
出演
- 加藤俊樹:鈴木亮平さん
- 加藤フミ子:有村架純さん
以外のキャストはまだ発表されていません。
監督
- 前田哲さん 作品:ー「こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話」 「そして、バトンは渡された」 ー
劇場公開日は2025年春の予定です
映画「花まんま」原作者のコメント
映画「花まんま」公開に関して原作者「朱川湊人」さんのコメントもお伝えします。
私が書いた『花まんま』は八十枚ほどの短編で、もともとは子供である俊樹とフミ子の物語でした。今回の映画化の際には、原作をそのままに生かしつつストーリーを膨らませ、見事に世界を広げていただきました。私の手が届かなかったところにまで気持ちが届いていて、原作者冥利に尽きるというものです。さらに存在感のある出演者の方々には期待が高まるばかりで、まさに私一人では見ることができなかった『花まんま』です。
公式サイト
朱川湊人さんの小説をもう一冊読むならおすすめは「赤々煉恋」
朱川湊人さんの小説をもう一冊読むならおすすめしたい作品は「赤々煉恋」です。
人間の赤裸々な欲望、妄執を巧みな文章で書き綴った、著者の真骨頂。赤々とした炎のように何かに身を焦がし、切望する者たちの行く末は果して。切ない余韻の残る連作短編集。
アマゾン
こちらも朱川湊人さんの短編集の作品です。
収録作品
- 死体写真師
- レイニー・エレーン
- アタシの、いちばん、ほしいもの
- 私はフランセス
- いつか、静かの海に
もう一冊の小説も探しやすいようにリンクを貼っておきますね。
実は「赤々煉恋」の1編「アタシの、いちばん、ほしいもの」も映画化れています。
主演は土屋太鳳さんです
U-NEXTなら無料トライアルで見ることができますよ
見どころ
SFXを駆使した異色の青春ダークファンタジー!
DVD化もされています
まとめ
映画化された原作小説をご紹介しました。
今日ご紹介したのは朱川湊人さんの小説「花まんま」です。
本日ご紹介した小説のリンクも用意しています。
映画が公開されるのは、2025年春の予定です。
未読の方は読まれてみてはいかがでしょうか
映画化原作小説の記事まとめはこちらです