【少年と犬】映画化小説あらすじ。西へ走り続ける犬の目的に感涙

こんにちは

映画化される原作小説をご紹介します。

今日ご紹介する小説は『少年と犬』です。

映画のタイトルも同じく『少年と犬』です。

著者は馳星周さんです。

東北からひたすら西に向かって走り続ける犬と途中で触れ合う人々の物語です。

第163回直木賞受賞作品です。

それでは詳しくお伝えします。

映画化原作小説の記事まとめはこちらです

■【映画化される原作小説】誰が読んでも間違いなく面白い作品

小説「少年と犬」のご紹介

馳星周さんの小説「少年と犬」をご紹介します

小説「少年と犬」のあらすじ

傷つき、悩み、惑う人びとに寄り添っていたのは、一匹の犬だった――。

2011年秋、仙台。震災で職を失った和正は、認知症の母とその母を介護する姉の生活を支えようと、犯罪まがいの仕事をしていた。ある日和正は、コンビニで、ガリガリに痩せた野良犬を拾う。多聞という名らしいその犬は賢く、和正はすぐに魅了された。その直後、和正はさらにギャラのいい窃盗団の運転手役の仕事を依頼され、金のために引き受けることに。そして多聞を同行させると仕事はうまくいき、多聞は和正の「守り神」になった。だが、多聞はいつもなぜか南の方角に顔を向けていた。多聞は何を求め、どこに行こうとしているのか……

犬を愛するすべての人に捧げる感涙作!

出典　アマゾン

受賞歴

小説「少年と犬」の受賞歴をご紹介します。

• 第163回直木三十五賞受賞

おすすめのポイント

6編の短編集からなる作品です。短編集ですが大事な点で繋がっています。

読み始めたら一気読み必至です。

様々な人々がガリガリに痩せ細った犬との出会いと別れを描いた物語です。犬の名前は「多聞」のようです。犬は常に西を見つめています。そして西に走り続けています。

「多聞」はなぜ西に向かって走り続けているのか。

感動の結末を是非読んでみて下さい。

読者の口コミ

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馳星周さんのプロフィール

馳星周さんのプロフィールです

馳星周（はせせいしゅう）

1965年北海道生まれ。横浜市立大学卒。96年デビュー作『不夜城』で第18回吉川英治文学新人賞、98年『鎮魂歌』で第51回日本推理作家協会賞、99年『漂流街』で第1回大藪春彦賞受賞。

アマゾン

馳星周さんの受賞歴

馳星周さんの受賞歴をご紹介します。

• 1996年：不夜城で吉川英治文学新人賞
• 1996年：不夜城で日本冒険小説協会大賞受賞
• 1999年：漂流街で大藪春彦賞受賞
• 2020年：少年と犬で第163回直木三十五賞受賞作

映画「少年と犬」のキャスト・あらすじ

先ほどもお伝えした通り「少年と犬」は映画になります

映画のタイトルも「少年と犬」です

映画の公式サイトは　こちら　です

映画「少年と犬」の予告編

映画「少年と犬」の予告編です。

映画「少年と犬」の解説・あらすじ

映画「少年と犬」の解説です。

大切な人に会うために岩手県釜石から彷徨ってきた1匹の犬“多聞”が、西の方角を目指して日本を縦断する旅路で出会った、傷つき、悩み、惑う人々との心の交流―― 。全ての人々の心に寄り添う珠玉の感動物語がこの度、原作の複数のエピソードにオリジナル要素を加えて映画化となります。
“多聞”と共に旅をする青年・和正を高橋文哉が、“多聞”に命を救われる女性・美羽を西野七瀬が務めることが決定！フレッシュな二人が力を合わせて、人間と犬の絆の物語をスクリーンに描きます。

公式サイト

映画「少年と犬」のあらすじです。

震災から半年後の宮城県仙台。
職を失った青年・和正（高橋文哉）は、同じく震災で飼い主を亡くした一匹の犬・多聞（たもん）と出会う。聡明な多聞は、和正とその家族に瞬く間に懐き、一家にとって無くてはならない存在となるが、多聞は常に＜西の方角＞を気にしていた。
そんな中、家族を助けるため、危険な仕事に手を染めてしまった和正は、やがて事件に巻き込まれ、その混乱の最中に多聞は姿を消してしまう―― 。
時は流れ、多聞は滋賀で悲しい秘密を抱えた女性・美羽（西野七瀬）の下で過ごしていた。
多聞と過ごすことで、徐々に平和な日常を取り戻してく美羽の前に、多聞の後を追ってきた和正が現われる。
こうして２人と1匹の新たな生活が始まるが、痩せ細った身体で傷ついた人々に寄り添いながらも、
たった一匹で＜西の方角＞に向かって歩いていく多聞には、一人の少年と誓った約束があった―― 。

公式サイト

映画のキャスト

出演

キャストです。

• 中垣和正：高橋文哉さん
• 須貝美羽：西野七瀬さん
• 沼口正：伊藤健太郎さん

監督　瀬々敬久さん　作品：ー『「アントキノイノチ」（11）　「64 ロクヨン」2部作（16）　「糸」（20）　「護られなかった者たちへ」（21）　ー

脚本　林民夫さん

馳星周さんのコメント

映画化にあたり原作者馳星周さんのコメントです

多聞は多くを聞くと書く。犬は人の言葉に耳を傾け、寄り添ってくれるのだ。犬に語りかけることで心を救われた者がどれほどいることだろう。犬は無条件の愛の手本として、神様が人間に遣わしてくれた生き物だと心から信じている。この映画を通じて多くの人がそのことに共感してくれることを切に願う。

公式サイト

劇場公開日は2025年3月20日です

馳星周さんの小説をもう一冊読むなら「不夜城」

馳星周さんの小説をもう一冊読むならおすすめしたい作品は「不夜城」です。

馳星周さんのデビュー作です。

アジア屈指の歓楽街・新宿歌舞伎町の中国人黒社会を器用に生き抜く劉健一。だが、上海マフィアのボスの片腕を殺し逃亡していたかつての相棒・呉富春が町に戻り、事態は変わった――。衝撃のデビュー作!!

引用　アマゾン

作家はデビュー作が一番面白いとよく言われます。もちろん馳星周さんのデビュー作にも圧倒されます。

馳星周さんの作品に興味がありましたら是非読んでみて下さい。

こちらの小説も探しやすいようにリンクを貼っておきます。

まとめ

映画化された原作小説を紹介するブログ記事です。

今日は馳星周さんの小説「少年と犬」をご紹介しました

本日ご紹介した小説はこちらです。

映画が公開されるのは、2025年3月の予定です。

未読の方は読まれてみてはいかがでしょうか

映画化原作小説の記事まとめはこちらです

■【映画化される原作小説】誰が読んでも間違いなく面白い