こんにちは
映画化される原作小説をご紹介します。
今回の映画は『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』です。
映画『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』の原作小説はタイトルも同じです。
現在の女子高校生が太平洋戦争中末期の時代にタイムスリップします。
著者は汐見夏衛さんのベスセラーです。
それでは詳しくお伝えします。
映画の原作小説「あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。」のご紹介
汐見夏衛さんの「あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。」とはどのような小説なのでしょうか
親や学校、すべてにイライラした毎日を送る中2の百合。母親とケンカをして家を飛び出し、目をさますとそこは70年前、戦時中の日本だった。偶然通りかかった彰に助けられ、彼と過ごす日々の中、百合は彰の誠実さと優しさに惹かれていく。しかし、彼は特攻隊員で、ほどなく命を懸けて戦地に飛び立つ運命だった――。のちに百合は、期せずして彰の本当の想いを知る…。涙なくしては読めない、怒濤のラストは圧巻!
出典 アマゾン
映画の原作小説「あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。」のおすすめポイント
舞台は鹿児島県の知覧です。
知覧は太平洋戦争末期の特攻隊で有名な町です。
旅行でお邪魔したこともあり、知らない話とは思えません。
現在の人間が携帯電話も無い70年前にタイムスリップするお話です。よくある設定ですが、実にうまく書かれています。若い世代の方に戦争の悲惨さを知ってもらう良い小説です。
是非読んでみて下さい
本日ご紹介する小説はこちらです。探しやすいようにリンクを貼っておきますね。
原作者「汐見夏衛」さんのプロフィール
汐見夏衛さんのプロフィールです
汐見夏衛(しおみ なつえ)
出典 アマゾン
鹿児島県出身、愛知県在住。2016年『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』でデビュー。2017年野いちご大賞を受賞した『夜が明けたら、いちばんに君に会いにいく』がシリーズ累計20万部を超える大ヒットに。ほか、著書多数(すべてスターツ出版刊)。
原作者「汐見夏衛」さんのプロフィールの補足
愛知県で高校の国語教師として勤務を始めて3年ほど経ち、仕事にも慣れてきた頃、ケータイ小説を書いている知人を通じて、ケータイ小説サイト「野いちご」に出会う。2013年頃から趣味として休日に小説の執筆をスタートし、2016年7月に『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』( スターツ出版文庫)でデビュー。(参考ウィキペディアより)
原作小説「あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。」の読者の声
読書メーターによせられた読者の声をお伝えします。
百合14歳。学校、親、世の中全てに苛々し、母親との喧嘩をきっかけに家出し行った先は戦時中に使われていた防空壕。不思議な出来事はここから始まる。眠りから覚めるとそこは1945年第二次世界大戦終戦間近の日本であった。タイムスリップしてしまい混乱の中、彰という特攻に志願した若き軍人との出会い。お国の為に散華することに大義を見出し出撃を待つ若者たちの考えに異議をストレートに訴える百合。彰を想う気持ち。戦時中の悲惨さ。そして、愛する人との別れ。物語の展開は予想できたが、それを凌駕する純粋な気持ちに心に打たれました。
未来さん
結末もどうなるか予想できる展開なのにやっぱり読了後はしんみりと切なくなる。若い子にはこの本が何かのきっかけになればと思う。私としては特攻だけでなく、桜花、回天のことも取り上げてくれる作家さんが増えればとは思う。
はるさん
映画「あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。」のご紹介
先ほどもお伝えした通り「あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。」は映画になります
タイトルも小説と同じ「あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。」です
映画「あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。」の予告編です。
映画の公式サイトはこちらです
映画「あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。」のキャスト・あらすじ
映画「あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。」の解説です。
SNSを中心に話題を集めた汐見夏衛の同名ベストセラー小説を映画化し、戦時中の日本にタイムスリップした現代の女子高生と特攻隊員の青年の切ない恋の行方を描いたラブストーリー。
親にも学校にも不満を抱える高校生の百合は、進路をめぐって母親とケンカになり、家を飛び出して近所の防空壕跡で一夜を過ごす。翌朝、百合が目を覚ますと、そこは1945年6月の日本だった。通りがかりの青年・彰に助けられ、軍の指定食堂に連れて行かれた百合は、そこで女将のツルや勤労学生の千代、彰と同じ隊の石丸、板倉、寺岡、加藤らと出会う。彰の誠実さや優しさにひかれていく百合だったが、彼は特攻隊員で、間もなく命懸けで出撃する運命にあった。
NHK連続テレビ小説「舞いあがれ!」の福原遥が百合役、「死刑にいたる病」の水上恒司が彰役で主演を務める。「光を追いかけて」の成田洋一が監督を務め、福山雅治が主題歌を担当。
公式サイトから主題歌を歌われた福山雅治さんのコメントをお伝えします。
福原さん水上さんたち二十代の俳優をはじめとする出演者全員が表現する1945年の夏。あの日々に想いを馳せた誠実なお芝居に胸を打たれました。本作は、運命がもたらす喜びと苦しみを教えてくれています。時代という抗えない濁流の中に飲み込まれる一滴の水のように出会った百合と彰の運命。人々の日常を破壊する戦争という行為が、何度も繰り返されてきた時代の果てである現在。その2023年に産み落とされた今作に寄せて「いま、日々を生きていることの幸せ」を歌で描きたいと思いました。毎日帰るべき場所へ帰れることの幸せを。世代や時代を超えて、この映画が多くの人に触れてもらえることを願います。
出演 福原遥さん
水上恒司さん
監督 成田洋一さん ー「光を追いかけて」ー
劇場公開日は2023年12月8日です
汐見夏衛さんの小説をもう一冊読むなら「夜が明けたら、いちばんに君に会いにいく」
汐見夏衛さんの小説をもう一冊読むならおすすめしたい作品は、「夜が明けたら、いちばんに君に会いにいく」です
あらすじ
ある事情から優等生を演じている茜。
出典 アマゾン
そんな茜を見抜くように、隣の席の青磁から「嫌いだ」とはっきり言われ
ショックをうける。自由奔放な彼を嫌っていた茜だけど、孤独と窮屈さで
どうしようもなくなっていた自分を救ってくれたのは、青磁だった。
青磁の隣で過ごす時間は、茜の気持ちをゆっくりと溶かしていき…。
少年の秘密とタイトルの意味を知った時、涙が止まらない!
この小説も2023年に映画化されました。
もう一冊の小説も探しやすいようにリンクを貼っておきます。
まとめ
映画化された原作小説を紹介する記事のコーナー。
今日は汐見夏衛さんの小説「あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。」をご紹介しました
本日ご紹介した小説はこちらです。
映画が公開されるのは、2024年1月です。
未読の方は読まれてみてはいかがでしょうか
その他の映画原作小説の記事はこちらにまとめています