こんにちは
映画「屋根裏のラジャー」の原作小説をご紹介します。
小説のタイトルは『ぼくが消えないうちに』です。
イギリス発のファンタジー小説で、ジャンルは児童書です。
著者はハロルド・A.F.さんでイギリスの詩人です。
挿絵はグラヴェット・エミリーさんで、イギリスの有名な絵本作家です。
翻訳はこだまともこさんで、児童文学の翻訳家です。
映画はもちろん日本のアニメーションです。
それではお伝えします。
小説「ぼくが消えないうちに」のご紹介
ハロルド・A.F.さんの「ぼくが消えないうちに」とはどのような小説なのでしょうか
小説のご紹介
原題:The Imaginary
ラジャーは、アマンダの想像力が生みだした「見えないお友だち」で、二人は大親友だ。
出典 ポプラ社
しかし、あるおそろしい出来事をきっかけに、二人は離ればなれになってしまう。
アマンダに忘れられると、ラジャーはこの世から消えてしまうというのに・・・
世代を超えて想像力の素晴らしさを伝える冒険物語。
読者の声
ポプラキミノベルによせられた読者の声をお伝えします。
前から気になっていたので、ためし読みしました。最初の一行から衝撃的!絵もなんだか不思議!続きが気になりました。
あやさん
読んでから、映画も見に行きたいです!
タイトルが気になって手に取りました。
原題の「Imaginary」とは架空のとかの意味です。
手に取って翻訳書だと知りました。著者の名前も挿絵作家の名前も聞いたことはありません。
本を開いてみて児童書だと分かりました。
もちろんお子さんに読んで欲しい本ですが、大人が読んでも十分耐えうる小説です。
宮崎駿さんの映画の世界に近さを感じました。隣のトトロでおばあちゃんが、子供たちが真っ黒黒助を見つけた時に、「そうかあんた達にも見えたか、わしも小っちゃいころは見えたが」というセリフがありました。
大人が読むと、なんとなくそんな世界観のお話だと思いそうです。
挿絵も不思議な世界を醸し出しています。
是非子供たちに読ませてあげて下さい。
イギリス文学協会賞(UKLA Book Award)受賞作です。
本日ご紹介する小説はこちらです。探しやすいようにリンクを貼っておきますね。
著者・挿絵家・翻訳者のプロフィール
著者・挿絵家・翻訳者それぞれのプロフィールをお伝えします。
著者ハロルド・A.F.さんのプロフィール
ハロルド・A.F.さんのプロフィールです
1975年生まれ。イギリスの作家・詩人。大人と子ども向けの小説や詩の創作に従事し、学校やバー、野外でのワークショップなど、幅広く活躍する。2007年に、イギリスで開催される詩のトーナメント、チェルトナム・オールスターズ・スラムチャンピオンシップで優勝し、BBCラジオ番組内でも紹介された。
出典 ポプラ社
世界最大規模の野外ロックフェスティバル、グラストンベリーフェスティバルのウェブサイトや、世界最古文芸フェスティバルにて、詩の作品を発表した。
『ぼくが消えないうちに』(原題The Imaginary)は、初めての邦訳作品。
挿絵家グラヴェット・エミリーさんのプロフィール
グラヴェット・エミリーさんのプロフィールです
1972年生まれ。イギリスを代表する絵本作家。17歳で学校を中退したあと、10年間ほど放浪生活を送る。その後、イギリスのブライトン大学で美術を専攻し、絵を描く才能に目覚める。
出典 ポプラ社
『オオカミ』(小峰書店)や“Little Mouse’s Big Book of Fears”で、イギリスで最も優れた絵本作家に贈られる、ケイト・グリーナウェイ賞を受賞。その後も、独創性のある作品を制作し、高い評価を得ている。現在、家族と一緒に暮らしている。読み物の挿絵を手がけるのは今回が初めて。
独特の雰囲気が素敵です。
翻訳者こだまともこさんのプロフィール
こだまともこさんのプロフィールです
早稲田大学英文科卒業後、出版社に勤務し、児童書の創作・翻訳の仕事にたずさわる。絵本に、『3じのおちゃにきてください』『まいごのまめのつる』(福音館書店)、絵本の翻訳に『3びきのかわいいおおかみ』『きみなんかだいきらいさ』(冨山房)、物語の翻訳に『レモネードをつくろう』(徳間書店)『「ビーバー族のしるし』(あすなろ書房)『スモーキー山脈からの手紙』(評論社)などがある。東京在住。
出典 ポプラ社
映画「屋根裏のラジャー」のキャスト・あらすじ
先ほどお伝えした通り小説「ぼくが消えないうちに」は映画になります
タイトルは「屋根裏のラジャー」です
映画のタイトルは小説と異なります
映画、「屋根裏のラジャー」の予告編です。
映画の公式サイトはこちらです
映画「屋根裏のラジャー」の紹介
公式サイトから映画「屋根裏のラジャー」のストーリーをお伝えします。
彼の名はラジャー。
世界の誰にも、その姿は見えない。
なぜなら、ラジャーは愛をなくした少女の想像の友だち《イマジナリ》。
しかし、イマジナリには運命があった。
人間に忘れられると、消えていく。
失意のラジャーがたどり着いたのは、かつて人間に忘れさられた想像たちが身を寄せ合って暮らす《イマジナリの町》だった―。
残されたのは無力な自分と、ひとりの少女の記憶だけ。
「屋根裏の誓い」の真実が明らかになる時、ラジャーは、大切な人と家族の未来を懸けた最期の冒険へと旅立っていく。
世界は残酷で愛に溢れている。
勝つのは想像か、それとも現実か。
ラジャーと仲間たちの「誰にも見えない戦い」が今、始まる。
ようこそ、イマジナリの世界へ。
声の出演 ラジャー 寺田心さん
アマンダ 鈴木梨央さん
リジー 安藤サクラさん
監督 百瀬義行さん 高畑勲作品の「火垂るの墓」から「かぐや姫の物語」までの全作品に携わるなどスタジオジブリ作品で活躍したアニメーター。
劇場公開予定は2023年12月15日です
まとめ
映画化された原作小説を紹介する記事のコーナー。
今日はイギリスの児童書「ぼくが消えないうちに」をご紹介しました
本日ご紹介した小説はこちらです。
映画が公開されるのは、2023年12月です。
未読の方は読まれてみてはいかがでしょうか
その他の映画の原作記事はこちらにまとめています