【私にふさわしいホテル】映画化原作小説～スカッと胸のすく小説

こんにちは

映画化される原作小説をご紹介します。

今日ご紹介する小説は『私にふさわしいホテル』です。

映画のタイトルも小説と同じ『私にふさわしいホテル』です。

著者は柚木麻子さんです。

文学新人賞を受賞した不遇な新人作家が文壇をのし上がりたい姿を描く物語です。

それではお伝えします。

映画化原作小説の記事まとめはこちらです

■【映画化される原作小説】誰が読んでも間違いなく面白い作品

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目次（大見出しを表示）

小説「私にふさわしいホテル」のご紹介
柚木麻子さんのプロフィール
1. 柚木麻子さんの作品
映画「私にふさわしいホテル」のキャスト・あらすじ
1. 映画「私にふさわしいホテル」の紹介
小説に登場する「山の上ホテル」
柚木麻子さんの小説をもう一冊読むなら「あいにくあんたのためじゃない」
まとめ

小説「私にふさわしいホテル」のご紹介

柚木麻子さんの小説「私にふさわしいホテル」をご紹介します

小説「私にふさわしいホテル」のあらすじ

小説のあらすじ

文学新人賞を受賞した加代子は、憧れの〈小説家〉になれる……はずだったが、同時受賞者は元・人気アイドル。すべての注目をかっさらわれて二年半、依頼もないのに「山の上ホテル」に自腹でカンヅメになった加代子を、大学時代の先輩・遠藤が訪ねてくる。大手出版社に勤める遠藤から、上の階で大御所作家・東十条宗典が執筆中と聞き――。文学史上最も不遇な新人作家の激闘開始!
出典　アマゾン

読者の声

読書メーターによせられた読者の声をお伝えします。

やっぱり第一話が一番楽しめた。毎年、同じ日、山の上ホテルの部屋401号で過ごして夢を見る。そこまではよくある話(よくありそうな話)だがそこからが凄い。あり得ないと思いつつ笑いながら妙に納得くしてしまった。全ての話でそのパワフルさに圧倒された。木が名前にはいってると売れる?最初が、相田大樹。次が有森樹李(じゅり)。ついでに作家名は、柚木麻子。どこ迄が冗談なの?私にふさわしい聖夜の終わりが素敵だ。ガチャガチャ子供達喜んだよね。怪しいサンタにちーぷなトナカイ人間のおかしなプレゼントなんて素敵な思い出でしょうね。
かっこちゃん

柚木麻子さんのプロフィール

柚木麻子さんのプロフィールです

柚木麻子（ゆずきあさこ）

1981年東京生まれ。2008年「フォーゲットミー、ノットブルー」でオール讀物新人賞を受賞し、2010年に同作を含む『終点のあの子』でデビュー。2015年『ナイルパーチの女子会』で山本周五郎賞を受賞。ほかの作品に『私にふさわしいホテル』『ランチのアッコちゃん』『伊藤くん A to E』『本屋さんのダイアナ』『マジカルグランマ』『BUTTER』『らんたん』『ついでにジェントルメン』『オール・ノット』などがある。
新潮社

柚木麻子さんの作品は女性が主人公のお話が多いです。前に進んでいく女性を描いているお話は傑作揃いです。

柚木麻子さんの作品

柚木麻子さんの小説作品一覧です

終点のあの子
あまからカルテット
嘆きの美女
けむたい後輩
早稲女、女、男
私にふさわしいホテル
王妃の帰還
ランチのアッコちゃん
伊藤くん A to E
その手をにぎりたい
本屋さんのダイアナ
ねじまき片想い〜おもちゃプランナー・宝子の冒険〜
3時のアッコちゃん
ナイルパーチの女子会
幹事のアッコちゃん
奥様はクレイジーフルーツ
BUTTER
さらさら流る
デートクレンジング【改題】踊る彼女のシルエット
マジカルグランマ
らんたん
ついでにジェントルメン
オール・ノット
マリはすてきじゃない魔女
あいにくあんたのためじゃない

参考　ウィキペディア

映画「私にふさわしいホテル」のキャスト・あらすじ

先ほどもお伝えした通り「私にふさわしいホテル」は映画になりました

映画のタイトルも「私にふさわしいホテル」です

映画「私にふさわしいホテル」の映画化案内です。予告編はまだありません。

ドラマの公式サイトは　こちら　です

映画「私にふさわしいホテル」の紹介

映画「私にふさわしいホテル」の監督堤幸彦さんおコメントです。

原作が面白すぎるので、役者やスタッフと映画ならではの面白ポイントを探りながら、そしてなんとリアル山の上ホテルのロケとかがんばりながらわいわいとやっていたら、なんとも面白カワイイちょっと切ない映画ができてしまった！これはしかし主演ののんさんの力に拠るところも大きい。何を着てもどんな格好でも笑、のんさんは素敵な存在感の演技をする。こぼれそうなメヂカラ、大したマジックだ。ぜひ劇場でご覧あれ。いい気持ちになれますよ。
公式サイト

出演

のん

今のところ発表されているのは主人公役ののんさんだけです。

監督

堤幸彦さん　ー　「明日の記憶」　「20世紀少年」3部作　ー

映画の公開予定は2024年12月です。

原作者の柚木麻子さんのコメントです

映画化のお話を聞いてとても嬉しかったのですが、加代子を演じても嫌われない俳優さんが日本にいるのかな？という懸念と、山の上ホテルさんから撮影許可がでるかという不安はありました。けれどその不安は杞憂に終わり、のんさんの不敵な佇まい、そして山の上ホテル。デビューしたばかりの頃の自分を重ねて何度も泣きそうになりましたが、書店員さんの機嫌を必死にとる場面では、本当に涙がこぼれました。
山の上ホテルが休館となった2024年のクリスマスシーズンにぴったりな、華やかでちょっと苦くて、とびきりおもしろい文壇ピカレスクコメディになっています！
公式サイト

小説に登場する「山の上ホテル」

小説「私にふさわしいホテル」に登場するホテルは「山の上ホテル」です。原作者柚木麻子さんが実際に利用されていたホテルです。

外観

山の上ホテルの住所は、東京都千代田区神田駿河台1-1です。

最寄り駅は、ＪＲ総武線・中央線御茶ノ水駅、徒歩5分です。

残念ながら山の上ホテルは現在老朽化対応で当面の間休館中です。

柚木麻子さんの小説をもう一冊読むなら「あいにくあんたのためじゃない」

柚木麻子さんの小説をもう一冊読むならおすすめしたい作品は、「あいにくあんたのためじゃない」です。

過去のブログ記事が炎上中のラーメン評論家、夢を語るだけで行動には移せないフリーター、もどり悪阻とコロナ禍で孤独に苦しむ妊婦、番組の降板がささやかれている落ち目の元アイドル……いまは手詰まりに思えても、自分を取り戻した先につながる道はきっとある。この世を生き抜く勇気がむくむくと湧いてくる、全６篇。
アマゾン

柚木麻子さんの最近出版された小説です。

タイトルに惹かれますよね。

第171回直木賞候補作品です。

もう一冊の小説も探しやすいようにリンクを貼っておきますね。